携帯キャリア決済現金化の登場

クレジットカードの発祥

よく、「○○さえあれば生きていける」という言葉を耳にしますが、私の場合、少し前までは「クレジットカードさえあれば生きていける」という言葉が当てはまりました。
クレジットカードという言葉のルーツは1887年にアメリカ合衆国の作家エドワード・ベラミーが書いた小説「顧みれば(原題:Looking Backward)」にあるとされています。
そして、実際にアメリカでクレジットカードが登場したのは1950年代からのことで、日本で最初にクレジットカードを導入したのは株式会社丸井でした。しかし、丸井のクレジットカードは、お得意様への特別券として配られていた為、持っていることが
社会的ステータスとなっていたようです。
そして、丸井がクレジットカードを採用した同じ1960年に日本ダイナースクラブが設立されました。
この日本ダイナースクラブが世界で初めてプラスチック型のクレジットカードを導入したということをご存知でしたでしょうか。
現在流通しているクレジットカードの原型は日本が発祥国なのです。

携帯キャリア決済とは何か?

携帯キャリア決済とは、大手携帯キャリアで利用できるショッピングの代金を携帯電話の通信サービス料金とまとめて後払いできる決済方法のことです。
利用方法はお手軽で、決済画面で各携帯キャリアのIDとパスワードを入力するだけで、簡単に決済を行うことができます。
クレジットカードを持っていなくても、購入しようと思ったタイミングで気軽に商品を購入できるため、学生やフリーター、主婦にも人気がある決済方法です。
各携帯キャリア決済には、クレジットカードと同じように利用限度額が定められています。
各携帯キャリアの利用限度額は、以下の通りです。
auかんたん決済…10万円
ドコモd払い…5万円
ソフトバンクまとめて支払い…10万円
クレジットカードと比較すると利用限度額は低いのですが、キャリア決済の申し込みに審査がないため手軽に利用することができます。また、限度額の設定は、年齢や契約内容、利用状況などで一人ひとり異なりますので、正確な限度額を知りたければ、各携帯キャリアの会員サイトで確認しましょう。
利用上の注意点としては、ショッピング枠の利用金額が限度額の上限に達すると決済が完了できず、エラーが発生してしまいます。その場合は増やせるのであれば利用限度額を増やすか、別の決済方法を登録するまでは、ショッピングの利用が制限されてしまいます。
携帯キャリア決済を利用する前には、必ず限度額の残高に余裕があるかどうかを、チェックするようにして下さい。

クレジットカードがなくてもできる携帯キャリア決済現金化

一時期クレジットカードを使った現金化というものが流行りましたが、クレジットカードの現金化を行っている店舗やサイトの中には違法性が認められる企業があり、次第に利用者は減っていきました。現在では、それに取って代わる便利なサービスが提供されています。その名も、携帯キャリア決済現金化です。
これは、携帯・スマートフォンがあれば、クレジットカードを持っていない人でも、携帯キャリア決済や電子マネーを利用して現金を得ることができるというものです。
スマートフォンを利用した現金化は、クレジットカードの利用履歴に関係なく誰でも利用できるのがメリットで、消費者金融の審査に落ちてしまった人でも利用できる方法です。

まとめ

携帯キャリア決済現金化を利用する際、心にとどめておくべきことは、現金化サービスを利用した分は携帯電話の利用料金と
合算して翌月には支払わなければいけないということです。ご自身の利用限度額や翌月の支払い額を考慮しながら上手に利用するのが望ましいでしょう。