クレジットカードの現金化と携帯キャリア決済現金化について

クレジットカードの現金化について

株式会社NTTデータ経営研究所のデータによりますと、借金をする人は5つのタイプに分けることができるそうです。
「生活維持借り入れタイプ」「多重借り入れタイプ」「一時借り入れタイプ」「趣味・娯楽タイプ」「小額借り入れタイプ」の5つで、このうち「生活維持借り入れタイプ」は36.5%もいるそうです。
このタイプの人は、収入が減ったり職を失ったりすることで生活が困窮し生活維持のために数社から借り入れを行っています。返済能力はある30代の既婚女性が多いそうです。そして、意外なことに持ち家率は高いそうです。
残り4つのタイプの共通点は収入が安定していること、持ち家率が高いことが挙げられます。このことから返済能力があり、暮らしが安定しているにも関わらず借金をしているということが窺えます。
借金をする人のイメージとして、生活苦で支払い能力が低く借金をしなくては生活ができない人という考えはもう古いようですね。
一般の方でも気軽に借金や現金化ができるような環境が整っているということでしょうか。
確かに最近では消費者金融系のCMをよく見かけるようになりました。またチラシなどでもクレジットカード現金化というものをよく目にするようになりました。
クレジットカード現金化というサービスをまだ利用したことがないという方のために、どのようなものか説明しますと、クレジットカードのショッピング枠を利用して決済し業者と商品をやり取りすることで、現金を手に入れるというサービスです。
換金率は80%くらいと設定されており、業者によっては最高換金率を95%前後と謳っているところもありますが手数料などが差し引かれるので実質80%以下となることがほとんどです。クレジット決済はショッピング枠で行うため、分割払いを指定したときでも利率がキャッシング枠よりも低く設定されているところが注目されています。
また、審査不要で、借り入れを行っても個人信用情報のリストに名前が載ることもないため、住宅ローンなどの審査に影響しないというところも優れた点と言えそうです。
手続きを行う際にはインターネット上でのやり取りだけで済ますことができるため、周囲の人にバレずに現金化を行うことができます。
最近では、消費者金融でお金を借りる人よりも、クレジットカード現金化サイトで現金化を行う人も増えてきているようで、現金化を行う理由も「急な出費で今月だけ乗り切りたい」「遊ぶためのお金がちょっと必要だった」など軽い感覚で利用する方も多いようです。
現金化というものが浸透してきて、返済さえしっかり行えば安心して便利に使えるような時代になってきているようですね。

携帯キャリア決済現金化について

この携帯キャリア決済は利用できるサイトや商品はかなり制限されますが、店舗で携帯をかざしたり、ネットでの購入の際にはIDを入力することで商品が購入できるサービスで、月ごとに支払う携帯電話料金に加算されて請求されます。
そして、この携帯キャリア決済現金化は無限に利用できるわけではありません。その利用限度額は1台の携帯電話につき最大で10万円までと決められていますが、携帯電話の契約期間や利用者の年齢によって限度額の上限は10万円よりも低い場合があります。あまりに高額の現金化は行えないようになっていることを頭に入れておきましょう。
これら携帯キャリア決済ですが、これは携帯キャリアごとにその名称が異なります。
auですと「auかんたん決済」、ドコモは「ドコモのケータイ払い」、ソフトバンクは「ソフトバンクまとめて支払い」という名称です。
キャリアごとに名称と方法は違いますが、結果的には月末の携帯料金と一緒に請求されるということに違いはありません。

まとめ

携帯キャリア現金化について、ご理解いただけたでしょうか?
手続きも簡単で大変便利なサービスですが、翌月には現金化で利用した分は携帯電話会社に支払わなければならないことを念頭に、ご利用される際は計画的にお願いしたいと思います。