キャッシュレス決済のメリットとは?急に現金が必要になった場合の対策
国はキャッシュレス決済を推進している!
経済産業省の発表によると、日本のキャッシュレス決済比率は約30%で、主要各国の40~60%台から大きく離されていることがわかります。
そこで、「キャッシュレス決済比率を2025年までに4割程度、将来的には世界最高水準の80%を目指す」と宣言しています。国を挙げて推進するキャッシュレス決済ですが、どのようなメリットがあるのでしょうか。
今回は、キャッシュレス決済の魅力とともに、急に現金が必要になった場合の対処法についても解説します。
キャッシュレス決済のメリットとは?
キャッシュレス決済の最大のメリットは、現金を持ち運ぶ必要がないことです。お釣りのやり取りの必要もなくなるので、支払いがスピーディーになります。
さらに、新型コロナウイルス感染拡大により、紙幣や硬貨を利用しないほうが衛生的で安全だと言われています。オーストラリア政府の研究機関は、新型コロナウイルスが紙幣の表面に少なくとも28日間、感染力のある状態で存在すると発表したそうです。温度や湿度の変化により、存在可能な日数は異なりますが、紙幣を利用しないことで感染対策ができることは確かなようです。
キャッシュレス決済のその他のメリットとして、家計管理がしやすくなること、ポイントが貯まることなども挙げることができます。
キャッシュレス決済の種類には何がある?
キャッシュレス決済の代表的なものと言えば、クレジットカードを挙げることができます。最近では、サインや暗証番号も不要のタッチ決済に対応したクレジットカードが増えています。公共料金の支払いを含め、さまざまなシーンで利用することで、クレジットカードの信用を向上させることにも繋がります。
支払いと同時に銀行口座から引き落としがされるデビットカードは、審査なしで気軽に活用できるキャッシュレス決済の方法です。預金残高の範囲内での利用になるので、使い過ぎを防止することもできます。
他にも、プリペイドカードで支払いができる電子マネーや、QRコードなどを使ってスマートフォンで支払いをする方法もあります。
はじめてのキャッシュレス決済は携帯キャリア決済がおすすめ
キャッシュレス決済の種類はたくさんありますが、はじめての場合は携帯キャリア決済がおすすめです。
ドコモ、ソフトバンク、auのいずれかの大手キャリアを利用している場合、インターネットや実店舗でのショッピングの代金を、携帯電話料金と合算して後で支払うことが可能です。支払いがシンプルになり、引き落としのタイミングで混乱することもありません。
また、クレジットカードのように審査を必要とせず、簡単にキャッシュレス決済がはじめられます。携帯電話の利用状況や年齢によって上限額は異なりますが、クレジットカードと比較して利用限度額が低く設定されているので、使い過ぎの心配もないでしょう。電子マネーのようにチャージをする必要がないのも、携帯キャリア決済のメリットです。
急に現金が必要になったら?
キャッシュレス化が進むにつれて、「財布レス」または非常にコンパクトな財布を使用する人も増えています。現金を持ち歩くことがなくなり、快適に感じることがある一方、急に現金が必要になって困った経験のある人も少なくないようです。そこで、ある程度の現金は用意しておくことをおすすめします。それでも現金が足りない場合は、携帯キャリア決済の利用枠を現金化する方法もあります。
例えば、携帯キャリア決済現金化の老舗として知られている三つ葉STOREは、メールでの申し込みで、現金を指定口座に振り込むサービスを提供しています。給料日前などピンチの時の現金調達方法として、覚えておくと良いかもしれませんね。
まとめ
国が推進していることもあり、今後キャッシュレス決済がますます広がっていくことが予想されます。
キャッシュレス決済の運用がまだだという人は、利用している携帯電話のキャリア決済からはじめてみるのはいかがでしょうか。また、すでにキャッシュレス決済を利用している人も、携帯キャリア決済現金化の方法を知っておくことで、いざという時の現金調達手段をひとつ増やすことになります。