3大キャリアの新料金プランに乗り換える前に考えておくべきこと
携帯電話の月額料金が3,000円を切る時代へ!
「20GB/2,980円」の横並びでスタートすると思っていた携帯電話料金の値下げ競争ですが、NTTドコモは「ahamo」の月額料金を当初の2,980円から2,700円に値下げすることを発表しました。税込でも2,970円で、ついに携帯電話の月額料金が3,000円を切る時代がやって来たのです。
これを機に個人や家族で携帯電話の乗り換えやプランの見直しを検討している方も少なくないでしょう。しかし、月額料金が抑えられるのはうれしいとは言え、それ以外にも考えるべきことがあります。
安ければ良いわけではない理由
携帯電話の月額料金が安くなる代わりに、使えなくなる機能があることも考えておきましょう。
例えば、キャリアメールが使えなくなることは分かっていますが、何かしらのサービスにキャリアメールで登録している場合は、事前に登録内容の変更をしなくてはなりません。キャリアメールの必要性を感じていない人は増えていますが、連絡ツールとして利用している場合は、フリーメールの取得や他の連絡ツールの採用を考えておく必要があります。
また、新料金プランは手続きがオンラインのみの受付けであることも理解しておくべきです。困った時は店頭に足を運ぶ、または電話でサポートして欲しいという人にとって、オンラインのみの対応は慣れるのに時間がかかるかもしれません。新プランに変更することで出来なくなることがあることも頭に入れておくと、失敗を防ぐことができます。
家族割など各種割引サービスを併用している場合も注意しましょう。新料金プランは基本的に他の割引サービスとの併用ができませんので、プラン変更をしても思っていたほど節約にならないかもしれません。
携帯キャリア決済は使えるのか?
3大キャリアの利用者にとって便利なサービスのひとつが携帯キャリア決済です。
これはネットやお店で買い物をした際の支払いを月々の携帯電話料金と合算払いにできるサービスのことです。新料金プランに変更するとどうなるのかが気になりますが、基本的にはそのまま利用できるようです。
ただし注意点もあります。ahamoとpovoはそれぞれ「ドコモ払い」と「auかんたん決済」が利用でき、決済登録は継続します。しかしLINEMOは「ソフトバンクまとめて支払い」の提供が2021年4月中旬からの予定で、プランの変更の際に利用中のサービスの継続課金登録などが解約されてしまいます。またいずれの新料金プランの場合でも、確定していないことが多いため、今後変更が加えられる可能性もあるので注意が必要です。
携帯キャリア決済枠は困った時の現金調達手段にもなる
携帯料金合算払いとして翌月に支払いができる携帯キャリア決済は便利なサービスですが、困った時の現金調達手段にもなります。
クレジットカードを用いたキャッシングとは違って審査の必要がなく、簡単な手続きで現金調達ができるため、いざという時のための便利なサービスとして利用する人も増えています。携帯キャリア決済現金化を行っている業者は数多くありますが、中でも老舗の三つ葉STOREは実店舗とネットの両方で申し込みができて安心です。
急に現金が必要になった時に三つ葉STOREを利用して、1時間ほどで銀行口座に振込んでもらって助かったというケースもあります。携帯キャリア決済の利用枠は契約内容によって異なりますが、最高10万円までの利用が可能です。クレジットカードに比べると金額は少ないですが、使い過ぎのリスクが低い点で安心です。
まとめ
携帯電話料金が月額3,000円を切るようになると大きな節約につながります。今回の携帯電話料金値下げ競争は、乗り換えやプランの見直しのきっかけになるかもしれませんね。
変更を検討する際は、携帯キャリア決済など今まで使っていたサービスが引き続き使えるかも確認するようにしましょう。今後も料金やサービス内容の変更の可能性が残されているため、今すぐ変更すべきかもう少し様子を見るか、慎重に検討する必要がありそうです。