キャリア決済を始める前に!知っておきたいリスクや対策方法
キャリア決済を始める前にリスクについて知っておこう!
国も推進するキャッシュレス決済ですが、どのサービスで始めようか迷っている方も少なくないでしょう。
キャッシュレス決済で最も利用されているのはクレジットカードですが、スマホを使ったキャリア決済も気軽に始められるサービスとして人気を集めています。しかし、普段から現金を使用している場合、キャッシュレス決済に不安を感じる方もいるかもしれません。今回は、キャリア決済を始める前に知っておきたいリスクと対策方法を事例とともに解説します。
そもそもキャリア決済とは?
キャリア決済とは、ネットショッピングや実店舗での支払いをスマホの利用料金と合算して支払うことができるサービスのことです。
3大キャリアと契約している方にとって、簡単な手続きをするだけで、クレジットカードと同様の使い方ができる便利なサービスです。キャリアごとにサービス名が異なり、ドコモの場合は「d払い」、auの場合は「auかんたん決済」、ソフトバンクの場合は「ソフトバンクまとめて支払い」と呼びます。
利用枠は年齢や契約年数によって異なりますが、最大で月10万円まで利用することが可能です。また、利用枠を自身で設定することもできるので、使い過ぎを防ぐこともできます。
キャリア決済のトラブル事例の紹介
さて、2021年6月ごろのニュースで耳にした方もいるかもしれませんが、キャリア決済を使って料理宅配大手の出前館を利用した際に、不具合が生じていたことが明らかになりました。そこで、同社は対象者に対して、システムの不具合により回収できなかった代金の一括請求の通知を出したとのことです。
決済エラーが生じていたのは2018年8月から2021年4月頃までで、利用者の中には支払いをしていたと思い込んでいたため、突然の一括請求に驚いている方が少なくないようです。払うべき代金なので仕方がないとはいえ、利用者によっては6万円ほどの一括請求が届いているケースもあり、SNSを通して悲鳴を上げざるを得ない状態になっています。
トラブル防止のためにできること
上記の例はシステムの不具合による決済エラーが関係しており、不当な請求がされたわけではありません。しかし、気づかずにいた場合の数万円の一括請求は、家計に大きな打撃となることでしょう。
キャリア決済は手軽でクレジットカードのように利用できる便利さがありますが、使ったことを忘れてしまう可能性があるため注意が必要です。トラブル防止のための対策として、毎月必ず利用明細を確認するようにしましょう。キャリア決済を使ったのに請求されていない、または身に覚えのない請求がされている場合は、すぐに確認する必要があります。使い過ぎが心配な方は、毎月の最大利用額限度を下げておくことで、トラブルを未然に防ぐことが可能です。
キャリア決済を利用する場合は、毎月の明細を確認して利用額を把握することで、トラブルやリスクを最小限に抑えることができます。
キャリア決済は現金調達手段にもなる!
キャッシュレス決済を取り入れようと考えている方にとって、キャリア決済は比較的簡単に始められる便利なサービスです。
しかも、キャリア決済は急に現金が必要になったときの現金調達手段にもなります。普段からキャッシュレス決済を利用していると、現金の持ち合わせがなくて困るケースも出てくるかもしれません。そんな時に、携帯キャリア決済現金化サービスを提供している業者で現金化することができます。
老舗業者として知名度の高い三つ葉STOREの場合、実店舗とインターネットの両方で現金化サービスが利用でき、申込みから約1時間以内で現金を指定銀行口座に振り込んでもらえます。
まとめ
キャッシュレス決済は、現金に手を触れることなく、店舗スタッフとの接触も最低限に抑えて支払いができる、非常に便利なサービスです。新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、多くの方がキャッシュレス決済を活用するようになっています。そんな中、いざという時の現金調達手段ともなるキャリア決済は、クレジットカードのような難しい審査はなしで気軽に始めることができたいへん便利です。
どのキャッスレス決済サービスを利用するか迷っている方、または見直しを考えている方でドコモやau、ソフトバンクの大手キャリアをご利用の場合は、キャリア決済を検討してみてはいかがでしょうか。